医療過誤事件のポイント

医療訴訟は医学の知識も必要になることや、原告の勝訴率が低いこと、裁判に時間がかかることなどから、専門的に扱っている弁護士はほとんどいません。特に患者側に立つ弁護士は極めて少ないというのが実情です。

ただし、最近は医療訴訟を扱う自称専門家や法律事務所も増えてきました。
これは弁護士にとって儲けの種だった過払いが終わったことや弁護士増員の結果、仕事がない弁護士が増えたためです。

したがって医療ミスを疑う場合、こういった自称専門家と本物の専門家をきちんと見分ける必要があります。

まず、医療訴訟は本当に大変仕事です。法律の知識に加えて医療の基礎知識、医者との連携、依頼者の精神的ケアとやることが山のようにあります。したがっていくら大きな事務所で専門チームなど作っても、そう簡単にできる仕事ではありません。事務所として、医療事件しかやらない。これぐらいの覚悟は当然に必要となります。
したがって、医療事件以外にも事件を扱っている事務所は注意した方がいいでしょう。離婚もやって債務整理もやって、医療事件もやるというのはかなり難しいことです。

実はこれだけで、ある程度、本物の専門家と自称専門家は見分けることができます。
自称専門家は儲けるために医療訴訟をやっているので、儲かる分野であればいろいろな分野に手をだすのです。

次に、見分け方以前に、そもそも医療訴訟を扱う弁護士を探せないという場合はどうすればよいでしょうか。おすすめは弁護士会の医療専門法律相談に行くことです。
東京などの都市部では専門相談をやっており、これは一般相談と違ってかなり使えます。


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